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なぜこの簡体字になったの？という漢字
もし気になれば、すぐ覚えられる漢字
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なぜこの簡体字になったの？という漢字
簡体字は漢字を覚えやすくするために誕生し、
元になる漢字があるのですが、
なぜこの簡体字になったの？と言いたくなる漢字があります
ここで出す漢字は元の漢字を想像できないレベルの字ですが、
対応を覚えておくと、とても便利で、勉強がはかどります
ぜひぜひ覚えてみてください
ちなみに、このページでは"へん"と"つくり"が上下になる漢字です
1. 梦:mèng
梦:mèng という簡体字です
まず、当用漢字、繁体字と並べます
簡体:梦 当用:夢 繁体:夢
一致している部分は、"タ"だけです
漢字の形だけみると、
梦:mèng が、夢:ム と対応するって想像できませんよね
この"梦"という字、JISの第2水準で登録されているみたいですが、
日本では見ないですよね
ただ、日本でも登録されているところをみると、
昔からこの漢字はあったかもしれないという事でしょうか？
・・・と考えている内に覚えてしまって、
気にならなくなりませんか？
なお、簡体字は 梦:mèng です
2. 杰:jié
杰:jié という簡体字です
同じように、当用漢字、繁体字と並べます
簡体:杰 当用:傑 繁体:傑
一致している部分は、"木"だけです
これだけでは、杰 と 傑:jié が対応しているって、
想像できませんよね～
この"杰"という字も、JISの第2水準で登録されているみたいです
日本では見ないですけど
この漢字も、なんで・・・
・・・と考えている内に覚えてしまって、
気にならなくなりませんか？
ただ、この漢字はピンインが覚えにくいですね
木:mù からは推測できないので
覚えるしかないです
3. 灵:líng
灵:líng という簡体字です
同じように、当用漢字、繁体字と並べます
簡体:灵 当用:霊 繁体:靈
繁体字の見た目には圧倒されますが・・・
この繁体字の漢字は、覚えられない・・・
当用漢字を見ても、繁体字を見ても、
灵 と 霊 が対応しているって、
気が付きませんよね～
あえて言うと、全体的な雰囲気は似ているような気もしますが・・・
この"灵"という字も、JISの第3水準で登録されているみたいです
第2水準よりレアということです
ただ、この漢字も、霊→たましい→火の玉
みたいに連想すれば、
覚えられませんか？
この漢字のピンインは、
霊:レイと対応していると知っていると、
多少覚えやすいです
レイはラリルレロですので、
ピンインは"l-"で始まります
そして、レイはイで終わるので、
"-n"か"-ng"で迷った時は、"-ng"だと分かります
火:huǒ とは全然違うピンインなので
音読みから連想する暗記が、役に立つと思います
ご参考に
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