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中国語学習でそこそこ楽ができるピンインの覚え方10
日本漢字の音読みを使ってピンインを推測しよう

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10. 音読みがオで終わる場合のピンイン

音読みとピンインが似ている漢字のピンインは覚えやすいですよね
一部でも近いと何となく覚えやすい
この感覚、中国語の勉強に結構役に立つと思います
そして、ここで書いた
ピンインと音読みの対応関係を拡張して覚えるともっと便利ですよ
漢字は小学校から長々と時間をかけて勉強しましたよね
その漢字の知識を最大限、活用しましょう!!

さて、でも覚えやすい漢字ってなに?
言われてみないと・・・ってなりますよね
ではまず例を
ブでピンインは
フでピンインは
シュでピンインはzhǔ
務(簡体:务) ムでピンインは
音読みの"ウ"とピンインの"-u"が対応している場合です
全体的に覚えやすいピンインだと感じませんか?
それでも、下に行くほど覚えにくくなりませんか?
中国語と日本語は別の言葉と分かっていても、
実際はかなり音読みを意識している
少なくとも私はそうですし、
その漢字のピンインを完璧に覚えるまでのつなぎとして
利用しています


さて、ところで今回は
音読みがオで終わるピンインの法則です
音読みが"オ"で終わるほとんどの漢字は
ピンインが "-u" "-ü" で終わります

まずは音読みが"オ"で終わるという状態を説明します
ゴでピンインは
"ゴ"は一文字で最後の音をのばすと"オ"ですよね
これは当てはまります
組(簡体:组) ソでピンインは
これも一文字で、音をのばすと"オ"
これも当てはまります
書(簡体:书) ショでピンインはshū
これはニ文字ですが、シャシュショなどは、
一音のように発音しますよね
そして、これも当てはまります

という訳で、音読みを全部書いていくと、こうなります
オコソトノホモヨロ ゴゾドボ
キョショチョニョヒョミョリョ ギョジョビョ
そして、漢字の音読みがこれらの場合、
ピンインが "-u" "-ü" で終わります
上の漢字もそうなっていますよね

ただ、反対に
ピンインが "-u" で終わる漢字の音読みが何が多いか書くと、
オ、ウ、オク、ウウが多いです
そして、
ピンインが "-ü" で終わる漢字の音読みが何が多いか書くと、
オ、ウ、オクが多いです
いろいろな音読みパターンに対応しています・・・
その中で、"オ"だけが "-u" "-ü" に固まっています
なので、上の法則が成立するんです


それでは、上の法則を確認しましょう
100個以上の漢字が該当しますので、一部をピックアップしました
まずは、ピンインが "-u" で終わる方からで、
例えば、下のような漢字です
ドでピンインは
コでピンインは
ショでピンインはchū
ボでピンインは
ドでピンインは
戸(簡体:户) コでピンインは
歩(簡体:步) ホでピンインは

次に、ピンインが "-ü" で終わる方で、
例えば、下のような漢字です
ジョでピンインは
リョでピンインは
慮(簡体:虑) リョでピンインは

見つかった漢字は全て書きましたが、
表記の問題で、ピンインが "-ü" で終わる漢字は少ないです
なぜなら、子音のy- j- q- x-は
表記が "-ü" から "-u" に変わるからです

それでは、y- j- q- x-で、
音読みがオで終わる漢字です
キョでピンインは
ヨでピンインは
挙(簡体:举) キョでピンインは
許(簡体:许) キョでピンインは
語(簡体:语) ゴでピンインは

という訳で、説明した法則通りなので、
知っておくと、
何となくピンインが早く覚えられたり、
ふとピンインが思い出せたりします


という事で、このページの法則の復習です
音読みが"オ"で終わるほとんどの漢字は
ピンインが "-u" "-ü" で終わります


では、例外です
軽く見てください
音読みが"オ"で終わる漢字なのに
ピンインが "-u" "-ü" で終わらない漢字です
100字以上法則に当てはまる字がありますが、
例外に関しては、ピンインがバラバラです
ショでピンインはsuǒ
ソでピンインはcuò
ボ,モでピンインは
コでピンインは
モでピンインはmào
ト,トウでピンインはdòu
ト,トウでピンインはdēng
曽(簡体:曾) ソ,ソウでピンインはcéng
誇(簡体:夸) コでピンインはkuā
個(簡体:个) コでピンインはge
 个は個と箇に対応する簡体字で、どちらかというと箇に対応していますが、
 間違えないように例外に書きました

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