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中国語学習で忘れないピンインの覚え方
日本漢字の音読みを使って数字のピンインを暗記しよう

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ちょっと確認. 音読みを使った数字のピンインを忘れない方法

ここで紹介する内容は、予めある程度ピンインを覚えていることが前提で
その上で忘れにくくするために記憶を補強するやり方です
何も知らずにピンインを見ると、日本の音読みと相当違っていて
ほとんど何もないところから覚えるということになります
ただ、それでは忘れやすく、一文字一文字覚えるのも疲れます
そこで音読みと関連付けてちょっとだけ楽にしようというやり方です
ただし、余り期待しないでください
やはり、中国語のピンインと日本の音読みはずいぶん違うからです
ぼんやりとした対応関係があるだけなので
知らないよりちょっと知っておいた方が楽というくらいです

では一番よく使う文字は数字でしょうから
数字のピンインを音読みで確認する方法を見ていきましょう
さっそく1から10までピンインと音読みを確認してみましょう
で音読みはイチ
èr で音読みはニ,ジ
sān で音読みはサン
で音読みはシ
で音読みはゴ

liù で音読みはロク
で音読みはシチ
で音読みはハチ
jiǔ で音読みはキュウ,ク
shí で音読みはジュウ

たったの10文字なのに結構覚えにくいですね
中国語の勉強を始めるとすぐにこの数字を覚えますが
例えばliuと言われて、すぐ六と理解するにはかなり学習しないといけません
でも、イー,アー,サン,スー,ウー,リュウ
あ、六かというように頭から数えていては会話ができません
そこで音読みと紐づけて、すぐにロクと分かればパッと理解できます

それでは1,2,3と順番に解説していきます

まずは 一:yī・イーの音読みはイチで、
イーとイチはなんとなく音がにています
そのせいか感覚的に"一"はすぐに覚えられます
もともと音読みに近いピンインなので説明終了です

次に 二:èr・アーで、音読みはニ,ジを確認します
これは音が全然違うので、連想できないと思います
ところが、r-のピンインに対応する音読みはジが多い、その次ニが多い
思い出してもらえたら一気に解決します
erもr-のピンインの法則を当てはめると、ジ、ニとまさにピッタリ
ちょっと脱線して他の漢字も確認してみると
児(簡体:)ér で音読みはジ, ニ
ěr で音読みはジ
ér で音読みはジ, ニ
ちゃんと当てはまって、便利ですね
という訳で、ér→ニ,ジ→二とポンポンポンと思い出せます
逆も"ニ"→ニ,ジ→r-かな?そういえばerだといった感じで使います
もう一度、復習しておきます
r-のピンインに対応する音読みはジが多い、その次ニが多い

次に 三:sān・サンで、音読みはサンを確認します
サンとサンは間違えないでしょう
音読みに近いピンインはやはり覚えやすい

次に 四:sì・スーで、音読みはシを確認します
sìはスーと聞こえるので一瞬、混乱しますがsiをローマ字読みすると
"シ"で、なるほどといった感じになります
これもちょっと脱線して他の漢字も確認してみると
で音読みはシ
で音読みはシ
で音読みはシ
中国でも"四"は"死"を連想させるということで縁起の悪い字とされています
日本でも縁起の悪い字ですが、日本以上に避けている気がします
ちなみに"四"と"死"は声調が違います 間違えないでね
ところで音読みがシで始まる字は実は厄介なんです
なぜならピンインの半分がサシスセソの音読みで始まる可能性があるから
ピンインの子音を絞りこめないんです
具体的に列挙すると、n-,j-,q-,x-,zh-ch-,sh-,r-,z-,c-,s-の子音の音読みは
サシスセソ(ザジズゼゾ)で始まる可能性があります
そこで"四"でもう一度、確認します
"四"→シ→n-,j-,q-,x-,zh-ch-,sh-,r-,z-,c-,s-?どれ?となるので
サシスセソで始まる音読みの字のピンインはちゃんと覚えるしかありません
"四"のピンインはsìと覚えたうえで、忘れないために音読みを使ってください

次に 五:wǔ・ウーで、音読みはゴを確認します
なんでw-がゴになるのかと言いたくなるところですが
真っ先に習う"我"という字のピンインを思い出してみましょう
ピンインはwǒで、音読みはガです
このようにw-のピンインに対応する音読みがガギグゲゴになっている字は
結構多くて、言われなければなかなか想像できない対応関係だと思います
ちょっと他の漢字も確認してみましょう
で音読みはゴ
で音読みはゴ
という訳で、wǔ→ゴ→五と思い出していけば忘れないでしょう
ちょっとおさらいしましょう
w-のピンインに対応する音読みがガギグゲゴになっている字は結構多い

次に 六:liù・リューで、音読みはロクを確認します
これはl-のピンインに対応する音読みはラリルレロが多い
思い出してもらえたら、ロで始まる字と分かって、ロクと分かります
逆も"六"→ロク→l-かな?そういえばliùだといった感じでも使えます
ピンインがl-の字はちょっとだけ楽に覚えれそうです

次に 七:qī・チーで、音読みはシチを確認します
これも音読みがシで始まる厄介な字です
qīは諦めてちゃんと覚えて
思い出しやすくするために、qīはサシスセソのシチだくらいにしましょう

次に 八:bā・バーで、音読みはハチを確認します
b-のピンインに対応する音読みはほぼハヒフヘホ・バビブベボ
なっています なのでbaと聞こえたらハヒフヘホ→ハかなという具合です
baとハで日本語的にも音が近いのですっと頭に入ります
という訳で、bā→ハ→ハチ→八と思い出していけば忘れないでしょう

次に 九:jiǔ・ジューで、音読みはキュウ,クを確認します
ピンインをカタカナで表してしまったら、どう見ても十?です
慣れるまでは分かっていても混乱します
答えはj-のピンインに対応する音読みがカキクケコ・ガギグゲゴ
なっている字が多いことを知っていれば解決します
jiǔ→ジュー(ピンインカタカナ表記)→キュー(jとキを置換)→九となります
ちょっと他の漢字も確認してみましょう
jiǔ で音読みはキュウ, ク
jiù で音読みはキュウ, グ
jiū で音読みはキュウ
jiù で音読みはキュウ

次に 十:shí・シーで、音読みはジュウを確認します
q-と同じでピンインshiで音読みがジで始まる字は厄介です
この場合もやはり音読みの始めがサシスセソなのでどうにもできません
これもざっくりshíはサシスセソだからジュウだくらいで
まずはちゃんと"十"のピンインはshíと覚えた方がよさそうです
ちょっと忘れにくくするというために使ってください
なお、十を"拾"で表すことがありますが、
shí で音読みはシュウ, ジュウ
という様にピンイン完全一致です

ややこしいorまどろっこしいと思われるかもしれませんが
普段、中国語を話す機会がない人や、話す機会がなくなった人は
何かと関連付けしておかなければ、すぐに忘れてしまうでしょう
音読みでしたら忘れないでしょうから、ちょっとは役にたつかもしれません
よろしければ試してみてください

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