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簡体字と日本の漢字の部首の対応を覚えよう 有名な門と鬥の部首対応編
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私が昔、中国語の勉強を始めた時は独学でしたが、
そのせいか・・・
この漢字、们 は"にんべん"に"門"の組み合わせだと
なかなか気づきませんでした!
なので、我们 と 你们 という漢字、
小学生の漢字の書取りの様に、
何度も書いて覚えた記憶があります
その時に知っていたら、書かなくても覚えられたのに・・・
ちなみに、繁体字で書くと、們 になります
繁体字を見るとスッキリしますね
という訳で、ここでは"もんがまえ"を紹介します
覚えるのがそんなに大変な部首じゃないかもしれませんが、
いろいろもっと楽に覚えるコツがありますよ
という事で、"もんがまえ"
"もんがまえ"は日本語では、書くのが結構面倒ですよね~
なので、たまに省略している人もいますよね
当用漢字: 簡体字:
赤いところが変わる場所ですが、
まあ、かなり違います
簡体字、点を忘れそうなので、ご注意
ただ、この部首、
最初に紹介した、们 を覚えて、
右側だと覚えておけば楽ですね
もう一つ、"とうがまえ"
普通は"何それ?"って思いますよね
日本ではほとんど使いませんね
これです 鬥
で、"とうがまえ"と言う理由は
この漢字です 鬪 現在、習う字としてはこれです 闘
という事で、闘うって意味を持つ部首ですね
そして、今は結構、この"とうがまえ" 鬥 は、
"もんがまえ"の"門"にまとめられています
現在、日本で、実際使っているのはほぼ見ないと思います
ちなみに、鬥 この形は、
"武器を持った人が向き合った形"らしいです
開き戸がイメージの"門"とは概念が全く違いますね
で、簡体字ではどうなるかと言うと、
簡体字でも、"とうがまえ"はほとんど見なくて、
当用漢字: 鬥 簡体字: 门
まあ、簡体字でも当用漢字と同じで、
"もんがまえ"の"門"に対応した、门 にまとめられています
別で覚える必要はないんですね
で、"とうがまえ"を"もんがまえ"と別に紹介した理由は
この、门 に"闘う"という意味があると知っておくと
何となく漢字が覚えやすくなるかなと思ったからです
それでは、ここからは具体的な漢字です
大抵は基本的な漢字ですが、混乱しそうな方はほどほどに・・・
その前に、元の 门 のピンインは、mén です
まず、ピンインを覚えましょう
それから、まず紹介するのは、全く対応しないこの漢字から
簡体: 斗 dòu, dǒu 意味は"戦う"で、当用漢字は 闘
ちなみに対応する繁体字は 鬥 です
"とうがまえ"を使います
さすが、繁体字は字の持つ意味を大切にしています
なお、dǒu の方は"10リットル"という意味の時のピンインです
そして、すんなり対応しない漢字を紹介します
まずは、"もんがまえ"がなくなってしまう漢字です
簡体: 开 kāi 意味は"開ける"で、当用漢字は 開
車の運転する、電源を入れる、花が咲くなど、
いろいろ意味があって、とてもよく使います
簡体: 关 guān 意味は"閉める"で、当用漢字は 関
上の"开" に対応して、電源を切るなど
これもいろいろ意味があって、とてもよく使います
ただ、日本では"開"に対応するのは"閉"ですよね
簡体字では、"关" の使用頻度の方が高いですよ
そして、"もんがまえ"がなくなってしまう漢字で、
まとめて覚えた方がいいグループです
"東"でも紹介していますが・・・
蘭 の簡体字、兰 のグループです
という事で、
簡体: 兰 lán 意味は"植物のラン"で、当用漢字は 蘭
ほとんどの場合、闌 の部分が、兰 に変わります
簡体: 栏 lán 意味は"手すり,新聞の欄"で、当用漢字は 欄
後は参考に、兰 を含む漢字で、よく使う字を紹介します
対応する繁体字は日本では余り使わない漢字ですが・・・
簡体: 拦 lán 意味は"さえぎる,阻む"
簡体: 烂 làn 意味は"腐る,古い"
それから、"門"部分が 门 に変わって、一瞬分からなくなるパターン
簡体: 们 men 当用漢字は 們
すでに 们 は何度も書きましたが
ここではピンインに注目すると、门 : mén と同じと分かります
同じ部分を持つと、同じピンインになることが結構あります
簡体: 润 rùn 当用漢字は 潤
簡体: 简 jiǎn 当用漢字は 簡
要注意でしょう ぜひ覚えてください
そして、最後は"とうがまえ" 鬥 の漢字です
簡体: 闹 nào 意味は"騒ぐ,騒々しい"で、当用漢字は 鬧
"もんがまえ"と思うと、なぜこの意味なんだろうと思いますよね
"とうがまえ"と知っていると、納得できませんか?
漢字とピンイン、覚えるのが大変ですよね
実はもう一つ、ここで紹介した、
兰 のピンイン、全て lan です
気付きました??
部首を考えるとピンインの暗記も楽ですよ
ご参考に!
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